駿河シャモとは

 さの証であるの系譜 

黒い鶏、駿河軍鶏(シャモ)
駿河シャモの開発コンセプトは「黒い鶏」。
美味しい畜産物の代名詞といえば「黒毛和牛」や「黒豚」等がぱっと浮かびますよね。駿河シャモはこの”黒”の美味しさに着目して開発をすすめてきました。
純系軍鶏(シャモ)のうち、”黒笹(くろざさ)”と呼ばれる黒い羽をもつシャモを中心に、比内鶏、名古屋種など日本中の「美味い」と言われる鶏を7種類を交配し、育成を重ねてきました。
そして、平成2年において、全国でも珍しい黒い羽をもつ静岡地鶏として「駿河シャモ」が誕生しました。




厚なみを内包したり豊かな味わい 
黒い鶏、駿河軍鶏(シャモ)
各農場とも広々としたスペースで平飼いをし、鶏にとってストレスのない最適な環境で育てられた「駿河シャモ」の美味しさは、肉の締まりがよく、シコシコとした絶妙な歯ごたえとまろやかな風味が特徴です。鶏肉の旨み成分には、グルタミン酸やイノシン酸が強く関与すると言われています。そこで、駿河シャモ振興会では、週齢とともに増加するこれらのアミノ酸量に着目し、飼育期間をブロイラーの2倍以上(雄120日齢、雌150日齢)設け、ブロイラーに比べ長期飼育した駿河シャモは美味い!という評価を頂いています。







安心への配慮
駿河シャモでは、飼料に静岡県特産の「緑茶」の添加を義務付けています。この緑茶の給与により、駿河シャモはストレスなく病気に強い健康に育てられています。
緑茶の給与効果については、静岡県畜産技術研究所中小家畜研究センターで研究されています(参考)。



駿河シャモJAS規格
血筋在来種由来血液百分率が50%以上在来種由来血液百分率が50%以上のものであって、出生の証明(在来種からの系譜、在来種由来血液百分率及びふ化日の証明をいう。)ができるものを使用していること。
飼育期間雄120日齢 / 雌150日齢孵化日から80日間以上飼育していること。
飼育方法28日齢以降平飼いで飼育28日齢以降、平飼いで飼育していること。
飼育密度28日齢以降1㎡当り10羽以下で飼育28日齢以降1㎡当たり10羽以下で飼育していること。